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エイベックスとC-JeSの裁判。

 どうやら昨年10月のひたちなかでのコンサートの件でも、エイベックスはC-JeSを訴えているようです。

 とはいえ周知のように、当該企業の一つであったザック・コーポレーションは、倒産してしまい裁判から離脱。C-JeS側の論証に支障をきたすかもしれません。

 エイベックスとしては、今までの流れでいけば当然の処置となるのでしょうが、そこまでやるのか、という思いはやはりありますね。

 長い裁判になりそうです。大変な世界なんだなと、改めて痛感しています。


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フラッシュバックする出来事と、文庫化。

 三年前に出版された拙著が文庫化されました。宣伝させていただきます。

 
 
怒羅権(Dragon)―新宿歌舞伎町マフィア最新ファイル (文春文庫)怒羅権(Dragon)―新宿歌舞伎町マフィア最新ファイル (文春文庫)
(2012/04/10)
小野 登志郎

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 東方神起やJYJなど、K-POP三昧の日々を送りながら、大幅に加筆修正していました。取材していた当時がフラッシュバックされ、いつまで続くのか分からない鈍痛を堪えながら、読み返し、書き換えていました。

 解説は、城戸久枝さん。『あの戦争から遠く離れて』(情報センター出版局)で大宅賞他を受賞された方です。中国残留孤児二世にあたる彼女は、さらなる痛みを感じながら書いてくれたのではないかと推測します。

「本書『怒羅権』を手に取るのは少々覚悟のようなものが必要だった」(文庫版「解説」より)

 中国残留孤児とその二世、三世の痕跡は、我が国が消すことのできない痛恨の歴史であり、その人々の物語はすべて、我が国の「顔」となり、遺る、とわたしは思います。それは黙示録です。痛みの無い人生など無い、と言うことは簡単ではありますが、深く突き刺さってしまった傷は、やはり癒えることのない跡を遺してしまうのです。

 文庫化するにあたり、わたしはナイーブな表現を極力削りました。「彼ら」がいなくなることは、当分の間、あり得ないと痛感したからです。中国北京、上海まで追いかけていくことで見えてきたことは、「彼ら」がつくる闇の世界は、さらに奥へ奥へ、広がっているということでした。そしてその地平では、もはや中国残留孤児二世、三世の物語ではありません。「怪物」は、常にその姿を変容させて今を生きています。

 しかし解説において城戸さんは、そんなわたしの安っぽいシニカルさに対し、待ったを掛けてくれているように思えました。ありがたい、と思いました。

 それと、話には聞いていましたが、文藝春秋社の校閲は、それは手厳しいものでした。原稿が真っ赤になって返ってきて、それを書き直すとまた真っ赤になって戻ってくる。そこはわたしの表現なんだからいいじゃないかーと思ったりするのですが、「これは日本語としてオカシイです」とやられる。ちょっと笑ってしまったのは、「毒のある河豚の肝は美味いという」と書いていたところ、「毒のある河豚の肝は、不味いらしいです」とやられたところ。えーそうなんだーと驚いたのですが、じゃあ味わったことあるのかよ、ということで、だいぶ迷いましたが、味覚には優劣無しということにして、イキにしました。

 さまざまな痛みを感じる作業となりましたが、しかし、とても楽しく勉強になった文庫化でもありました。少しでも多くの皆さんが手にとってくれること、願って止みません。

 最後に、文庫版のあとがきに書くことができなかったのでここで書くことにしますが、文春文庫編集部のI・Hさま、きめ細やかな気配り、ありがとうございました。文藝春秋社は永遠に不滅です、と目いっぱい持ち上げて宣伝の言葉とさせていただきます。

 皆さま、ご購読のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 
 
 

ウェブロンザに東方神起騒動のこと、書いてますね。

 タイトルは、「永遠に続きそうなJYJモグラたたき――情が支配する韓国芸能界の人間絵図」。執筆者は小北清人氏。この方は、朝鮮半島情勢のスペシャリストみたいですね。

 この記事文中、興味深い記述を列挙すれば、下記のようになりますか。

「SМ社は、芸能記者たちにとって、容易に批判できないアンタッチャブルな存在」

「(JYJの)3人が契約解除をソウル地裁に訴え出て、分裂が表面化して以来、SМ社は社内に「特別チーム」をつくり、3人がテレビに出るらしいと察知するや、「出演阻止」に動く」

「そもそもSМ社からの脱退劇は、当初はメンバー5人全員が加わっていたといわれています。ところがうち2人は事務所の説得で翻意し、残る3人が決行に踏み切ったということでした。「事務所に残る2人より、自分たち3人の方が人気があるから大丈夫だ」。3人はそんな自信を持っていたようです」

 特に、この最後の部分、よほど確かな筋からの情報なのでしょうか。ここまで書いてしまっていいのか、とびっくりしてしまいました。

 とはいえ、半島情勢における政治・経済のスペシャリストがこの件に「参戦」したことは、喜ばしいことだと思っています。
 


JYJの興行ビザについて。

 昨年6月と10月にコンサートを行ったJYJが興行ビザを取得していなかった、との噂がこの間まことしやかに喧伝されているが、実際のところはどうなのか。

 外国人タレントの興行ビザは、実務経験3年以上の経営者が申請すると、入管事務所の係官が会社を訪れることになる。そこで認可されると、比較的簡単に興行ビザを得ることができるという。実務的には日本国内で、誰が、どこで(具体的な公演場所)等を記入した申請書を提出して証明をもらい、それを海外アーティスト個々人が近くの日本領事館でパスポートにスタンプを押してもらって完了し、そのまま入国できるという仕組みだ。

 この種の手続きをザック・コーポレーションおよびシージェスが怠ったということは、噂としてはともかく、実際上は相当なヘマをやらない限りあり得ない。時折、K-POPアイドルがビザを取得していなかったことが報道されているが、それとこれとは話が別だろう。

 調べればすぐに分かることだが、ザックは海外アーティストの招へいを長年行ってきた、その道に関してのプロフェッショナルである。誰かは分からないが、この噂を流している情報元はおそらく、この手続きをザックが怠った、もしくはその資格を保有していないと思ったのだろうか。またはJYJが米国で就労ビザが取得できずコンサートが中止になったり、無料公演にきり変わったりしたことがネットに出ているので、それで日本でも取得していないと思ったのか。ともかく、かなり悪質極まるデマ情報であり、彼らを貶めようとしての「策」だったとしたら、その発想は稚拙ですらある。

 わたしも多くの興行関係者および入管関係者に聞いたが、JYJが興行ビザ無しで入国、公演を行ったという確たる証言は、なに一つ入手することはできなかった。全て「噂」である。逆にJYJ関係者に近い筋の情報では「興行ビザは取得していた。当たり前だ」との答えが返ってきた。

 そもそも、もし「ビザを取っていない」と書くならば、警察か入管関係者、もしくは当事者の証言があって初めて書くべき類のものであり、それがいったいどこにあるというのだろうか。今の状態におけるデマの拡散は異様である。眩暈がするくらいだ。

 この件で、未だに騒いでいる人間が一部「マスコミ」を含めて存在するが、それはJYJ、シージェスおよびザックに対する明確なる名誉棄損であり、なおも確信犯的に流し続けるのであれば犯罪要件にすら該当する。

 JYJに関する報道には、この種の「加工」「デマ」が多すぎる。ともかく、フェアにやっていくべきであろう。


■参考 外国人の興行ビザ取得に関する法規

(1) 外国人の興行に係る業務について通算して3年以上の経験を有する経営者又は管理者がいること。
(2) 5名以上の職員を常勤で雇用していること。
(3) 申請人を含めた当該機関において興行に係る活動に従事する興行の在留資格をもって在留する者の人数が、これらの者が従事する興行を管理する常勤の職員で、かつ、当該機関に引き続き6月以上雇用されている者1名について10名以内であること。ただし、当該興行が興行場法(昭和23年法律第137号)第1条第2項に規定する興行場営業が営まれている施設において行われる場合は、この限りでないとされます。
(4) 当該機関の経営者又は常勤の職員が法第73条の2の罪又は売春防止法(昭和31年法律第118号)第6条若しくは第12条の罪により刑に処せられたことがないこと。ただし、その刑の執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過している場合は、この限りでないとされます。
(5) 当該機関の経営者又は常勤の職員が集団的に又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為で風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則(昭和60年国家公安委員会規則第1号。以下「風営法施行規則」という。)第5条各号に規定する罪のいずれかに当たるものを犯したことがないこと。


プロフィール

小野登志郎

Author:小野登志郎
職業 ノンフィクション・ライター。ハードボイルドに疲れてきた三十路後半男。枯れていくばかりの人生を楽しむことにします。

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