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国際的犯罪組織「YAKUZA」。

 オバマさんがヤクザと全面対決か!?


「「ヤクザ」を制裁対象に 米大統領、国際的組織犯罪への戦略発表

【ワシントン=犬塚陽介】オバマ米大統領は25日、「国際的組織犯罪に関する戦略」を発表し、国境をまたいだ犯罪で収益を上げる犯罪組織に金融制裁を科す大統領令に署名、日本の「ヤクザ」などを制裁対象に指定した。

 米国内の資産が凍結され、米国の団体や個人は対象組織との取引が禁止されるが、大統領令は暴力団の具体的な組織名には言及しなかった。

 コーエン財務次官(テロ・金融犯罪担当)は声明で、日本の暴力団は約8万人の構成員がおり、麻薬取引や武器密売を行っていると指摘。建設、不動産、金融業でフロント企業を使って違法な収益を上げているとした。

 大統領は暴力団のほか、ロシアの犯罪組織「モスクワ・センター」、イタリアの「カモッラ」、メキシコの「ロスセタス」を制裁対象に指定した」(「産経ニュース」 http://sankei.jp.msn.com/world/news/110726/amr11072610080002-n1.htm」


「おもろいやないけ!」

 そう親分衆が言ったかどうか定かではありませんが、そんな感じの反応なのではないでしょうか。

 暴対法の時もそうだったけど、日本のヤクザ撲滅を主導しているのはアメリカなのではないだろうか。日本のヤクザがアメリカに何か迷惑を掛けたのかどうか知らないが、なんちゅーのか、やることがコォ~ダイですね。

 でもそういうこと言い出すと、アンタの国の指導者がやってきた戦争や虐殺など、比較にならない「国際犯罪」をどうするのか、とヤクザ側から反論が出るでしょうが。

 まあ、アメリカさんは早いところ国際刑事裁判所(ICC)に全面的に参加することの方が先だとは思いますね。

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街の利権。

 以前書いた原稿にちょいと手を加えたものを掲載。なんだか最近怒羅権のことを、ただ羅列しているだけだから。問題が発生したら即削除します……。


◆「シマ(縄張り)」の価値

 かつて、中国語で「大亨」は大親分を指し、また上海語の「老頭子」は、高齢の男性という意味の他に、隠語でマフィアのボスを指していた。1980年代の後半以降、大亨や老頭子に率いられた中国人マフィアと呼ばれる者たちが、不法入国、不法滞在という形で我が国に本格的に侵入してきた。それは1990年代後半に最盛期を迎え、日本のヤクザや警察と熾烈な争いを繰り広げた。

 今は大陸中国や台湾、香港の大親分たちは皆帰っていった。今、日本の街でしのぎを削っている中国人は、帰化した者、永住権を持つ者、そして怒羅権たちである。

 彼らは街の「縄張り(シマ)」を巡って日夜争っている。ちょっとした喧嘩や抗争にも、その背景の実には、さまざまな利権の「匂い」がつきまとっている。新聞やテレビの報道からは分からないかもしれないが、これは「動的」であり、「劇的」である。

 しかし、その「シマの価値」とは、いったい何なのだろうか? 彼らに関する取材を進めていくうちに、その全貌がやっと明らかになってきた。
  
 まずは街のストリートに配置する客引き(キャッチ)の利権である。その一帯を仕切っている不良中国人グループ・リーダーに中国人客引き一人が月6万円を支払って商売をする。例えば10人配置すれば月60万円となり、その客引きがカモとなる客を連れ込むのが中国人クラブや違法売春クラブである。リーダーは決して表に現れないが中国人クラブや売春クラブの実質的なオーナーとなっており、客引きの利権を持っていればそれだけ客を増やすことができる。宣伝はおろか看板を出すこともできない違法売春クラブにとっては、街を浮遊するカモ(客)とネギ(財布)を捕らえてくる客引きを、いかに仕切るかがその商売の浮沈を左右する。中国の他の地域出身、例えば福建や台湾系の売春クラブも客引きがあってこその商売だ。客引きを仕切る顔役への挨拶無しでは商売は成り立たない。

 そして例えば売春の場合、客は店の飲み代に一万円、連れ出しに3万円支払うことになる。売春する女の取り分は基本半分。不良中国人グループ・リーダーによっては、連れ込むホテルやレンタルルームを経営している場合もある。売春クラブの一日の来店客が50人だとすれば、一日の売り上げは優に百万円を超す。大雑把に諸経費を引いて純利益を50万円としても、一店舗だけで月1500万円の利益となる。

 もう少し詳しく見てみると、違法売春クラブの場合、飲み代の9割が客引きの取り分となる。だから、店側は、飲み代だけでは経営は成り立たない。客が女を買えば6千円がさらに客引きにバックされる。中間搾取される売春婦はもちろん、クラブを経営するママの旨味も実はそれほど多くはない。買われなかった女は報酬ゼロだ。街の客引きは、相手がどんなに横柄で傲慢な酔客だろうが「今夜、どうですか」と下手に出て、「シャチョウ、シャチョウ」と頭をペコペコと下げているが、彼らの中には月百万円を超える収入の人間もいる。優秀な客引きを抱えると、当然の事だがその店は潤う。また客引きは、儲けの10~30%をグループリーダーに上納する。そのことで客や、他の国籍のグループとのトラブル、もしくは警察の取り締まりから守ってもらう。

 日本のヤクザにも取り分がある。諸々の不良中国人グループ・リーダーがヤクザに支払うミカジメ料は、月三万円~5万円。ヤクザの取り分もまた意外に少ないと思うだろうが、これとは別に、店の花代、おしぼり代、レンタル絵画、飲食物などなど、様々な商いも発生するので、日本人客に手を出すなど自分たちのシノギの邪魔にならない限りは、ヤクザにとってそれほど悪い話にはならない。要するに不良中国人も日本のヤクザも、客引きと売春店のシステムを全て統括しなければ、大きく金を稼ぐことはできないということだ。

 また街には他にも裏のシノギがある。違法すれすれのエステやキャバクラ、そしてバカラやカジノ、裏スロットなどの違法賭博、加えて通称「赤玉」、中国人には「開心果」と呼ばれるエリミンなど脱法ドラッグ、さらには覚せい剤など各種違法ドラッグ売買の元締めである。いわゆる闇の三種の神器と呼ばれる「売春、賭博、違法薬物」の利権を手に入れることが、アンダーグラウンドの住人が目指す基本中の基本、そして最終目的ともなるビジネスマターなのである。

 その中から名実共に一頭地抜けた不良中国人の顔役には、もう一つ大きなシノギが舞い込んでくる。「地下銀行」である。日本に住む彼らは、為替差の存在する外国である大陸中国、台湾、香港に、膨大な家族や仲間を抱えている。一般の金融機関を経由することのできない違法に儲けた金は、手数料や金利をかさ上げして流通させる。この地下銀行の「頭取」ともなれば、黙っていても高利の利息や手数料が手に入る。もちろん中国で両替する場合、現地の銀行よりも、彼らの人的ネットワークによる地下銀行で両替する方が、間に資本や国家を挟まないだけにレートは高い。だから地下銀行は隆盛する。だが、もちろん日中両国を還流する地下マネーの正確な数字を把握することは、誰にもできない。

 さらに付け加えるならば、地下銀行は、マネーロンダリングにも活用できる。これには日本のヤクザだけでなく、闇金や詐欺などで得た金を洗浄したい闇紳士たちが我先にと群がってくる。これらもまたそれぞれに、日中両国の人間による周到で厳格な上下のシステムが存在する。

 今もまだ、日本人と中国人の「握手の、掌と掌のあいだには血が滲んでいる」(『上海にて』堀田善衛 集英社文庫)し、「その辛さが、日本と中国とのまじわりの根本」(同前)にある。

 この様々な闇の違法ビジネスの構成員は、数々の受難を引き受けながら末端の地位から這い上がり、少しでも上に行くことで搾取される率を下げ、そしていつかは搾取する率を上げる存在へと目指していく。このシステムの統括者こそが最大の受益者である。

 このシマの価値、具体的数字が、果たして高いのか安いのか。まともに生活している日本人にとっては、歌舞伎町で時に命を掛けてまで争う価値に見合うのか、という疑問も無くはない。しかし、歌舞伎町における違法ビジネスのシステム統括者には、先に上げた現実的な数字の他にも、更に大きな利益がもたらされる。

 それは「面子」である。日本語で「格、面目」と言い換えてもよい。少なくない中国人は、面子を命の次に大事にする。

 深夜の歌舞伎町には、日本だけでなく、中国、韓国など世界各国から多くの実力者が集まる。政界、財界、軍、官僚、そして黒社会。彼らが持ちこむのは、高級車やアパレル、デザイン関係の商談といった「チンケ」な話から、時に億を優に超える不動産やゴルフ場開発という表のビジネスの話まで、美味い「シノギ」の情報が、歌舞伎町の「顔」に集中することになる。例えば韓国や中国の財閥関係者は、日本の土地を買収する場合、日本の現地感情を考慮して、街の「顔」に相談に来る。「顔」は、間に別の日本人を入れる、いわゆる個人や法人を「ブリッジ」させることで、表向き外国資本に土地が買われていることを隠すことができる。もちろんこれとは逆に、日本の企業が凄まじいバブルに沸く中国に進出する場合にも、時に街の「顔」に相談に来ることがある。その全体なのか、一部なのかは知らないが、軍、警、官、そして財の中央にある中国共産党という巨大マフィアとコネクションを作るのに、まずは新宿歌舞伎町の中国人マフィアに相談するということは、ある種のビジネスマンにとっては、あながち間違った選択ではないだろう。これにもまた、必要経費としてバックマージンが「相談役」に少なくとも数百万単位で落とされる。街の不良中国人の一人は言う。

「顔役の周りには、日本と中国の経営者がたくさん集まっている。中には破産寸前や半ば詐欺師などろくでもない連中もいるが、きちんとした営業実態や技術を持つ企業経営者といった『カモ』も少なくない」

 金の集まるところに情報が集まり、情報が集まるところに金が集まる。そして金は商品となり、さらなる金を生み出していく。このように街の顔役には政商、ブローカーへの道が開けるのだ。「面子」は、単なるプライドのことだけではなく、膨大なマネーとして実体化し、彼をしてさらなる高みに登らせるチャンスとなるのである。事実、ある街の顔役は、日中の貿易に関わる企業経営者の顔を持っている。彼は高層マンションに住み、別荘も持つ。あるハーバーには自家用ヨットがある。大陸中国にある彼の動産、不動産についてはもはや記す必要はないだろう。

「顔役の実際の年収は、数億はあるだろう」

 とは、顔役のことを遠くから眺め羨む街の中国人の言葉である。とはいえ、表と裏のシノギを使い分ける顔役本人は、その資産の全容を、自身の家族を含めて誰一人として明かすことはないだろう。わたしにわかるのは、とにかくその資産が膨大なものだということだけだ。そしてその多くが、または元手が、新宿歌舞伎町から生み出されたものだということだ。

 歌舞伎町は網の目のように縄張りが張り巡らされている街だ。それは日本人にとっても同じで、大小異業たくさんの組、グループが入り乱れている。その中で不良中国人グループは、日本のヤクザとの長く激しい抗争の末、街での一定の自治権を得ることに成功した。街の底で確かに生きる日本人と中国人は言う。

「日本人のことは、日本人。中国人のことは中国人」。

 この日本人と中国人の「血が滲んだ握手」は、時間が経過するほどに乾き固くなっていった。

 
 不良中国人、日本のヤクザ、そして警察……。もう、バカみたいに取材した記録がある。そんな彼らのくんずほぐれつのノンフィクションを最近書いているのだが、いかんせん、商業的ではないので困っている。ネットに無料公開しようと思っているのだが、果たしてこれはどうなんだろう……。

 利権の恩恵にあずかっているわけでもなく、かといってそれを追いかける刑事でもない。なんだか半分以上、「犯罪インフラのボランティア調査員」みたいな感じになってきた。そろそろ「商業ライター」として軌道修正しようと思う今日このころです。

 

またも逮捕。前科いくつあるんだろう……。

 出たり入ったり……。

「中国残留孤児グループ「怒羅権(ドラゴン)」の初代総長で無職、佐々木秀夫被告(41)=覚せい剤取締法違反罪で起訴=が飲食店で客に暴行したとして、警視庁葛西署に傷害容疑で現行犯逮捕されていたことが分かった。佐々木容疑者は先月、起訴後に保釈されていた。

 逮捕容疑は、今月14日深夜、東京都江戸川区西葛西3の飲食店内で、店員とトラブルになった際、注意した40代の男性客の頭などを酒瓶やグラスで数回殴り、軽傷を負わせたとしている。佐々木容疑者は88年、暴走族「怒羅権」を結成し初代総長になった。グループはその後、マフィア化していったという。【内橋寿明」


 何か理由があってもの凄く荒れているんだろうけど、ちょいと荒れ過ぎなんじゃなかろうか。もはやグループ内にも彼をなだめる人間もいないんだろうな……。

「怒羅権」をめぐっては、警視庁の取り締まりは今後さらに厳しくなっていくことだろう。 


中華包丁で耳切断……。

 警視庁組対二課は下記の事件容疑者を「大偉グループ」構成員と呼称しているという。確かに容疑者Oは、「大偉の妻の姉の夫」とのことらしいが。

「路上でトラブルになった男性の耳をそぎ落として重傷を負わせたなどとして、警視庁組織犯罪対策2課が傷害などの疑いで、中国残留孤児の2世らを中心としたグループ「怒羅権(ドラゴン)」のメンバーの男の逮捕状をとったことが5日、捜査関係者への取材で分かった。近く逮捕する方針。
犯行には、ほかのメンバーが関与している疑いもあることなどから、組対2課は男を逮捕し次第、グループの拠点で、中心メンバーが関係するとみられる東京・錦糸町の中華料理店など関係先を家宅捜索し、事件の経緯を詳しく調べる。

 捜査関係者によると、メンバーの男は先月14日、都内で男性に因縁をつけ、殴る蹴るの暴行を加えたうえ、耳を刃物で切断するなどして、重傷を負わせたなどの疑いが持たれている。

 男は近くを通りかかった男性に「視線があった」などと言いがかりをつけ、激しく暴行を加えたという。被害者の男性は、暴力団関係者だった。

 事件当時、男は、ほかのグループのメンバーらと一緒に行動していたため、同課は、ほかのメンバーらも関与した疑いがあるとみて捜査する。

 男が所属している怒羅権は、首都圏を拠点にしている中国残留孤児2世、3世を中心にしたグループ。暴力団などと関係を持ち、一部メンバーらが強盗や詐欺に関与した疑惑も浮上している」(産経新聞7月6日)

 
 首領とされる大偉は、今は北京。北京で彼は今、いったい何を思うだろうか……。



プロフィール

小野登志郎

Author:小野登志郎
職業 ノンフィクション・ライター。ハードボイルドに疲れてきた三十路後半男。枯れていくばかりの人生を楽しむことにします。

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