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ゴツイ人たち。

 昨日、四谷のある店で焼肉を食べていたら、清原がいた。ゴツイ身体でその辺をうろつく生の彼は、とてつもなく貫録があり強烈だった。こっちにも180センチ90キロ級の元大学アスリートが二人いたのだが、だいぶ圧倒されていた。上には上がいるものだと二人に、「負けてたね」なんて言っていたら、「アンタなんて、もやしっ子やないですか」と言われ、消沈した。下にも下がいます……。

 大相撲と暴力団の関係がクローズアップされている昨今だが、やはりゴツイ人同士は気が合うのだろう。力士たちは全然罪の意識なんてなくて、賭博に精を出していたのかもしれない。琴光喜の顔を見ていると気の毒な気持ちもするのだが、これも世の流れなのだろう。マスコミの相撲界に対する厳しい追及は、今後も続くと思われる。

 過去に一度だけ力士と酒席を共にしたことがあるのだが、その食べっぷりといい飲みっぷりといい、私が二十人いても敵わないペースだった。ある寿司屋さんが「力士さんがいらっしゃると、その日は暖簾をたたみます」と言っていたが、さもありなん。在庫を一掃してしまうのである。横で見ている私たちも、身体がどんどん大きくなるような錯覚を覚えて、げっぷが出るほど満腹してしまった。タニマチの喜びとは、こんなところにあるのかもしれない。やはりゴツイ人は、いろんな意味で魅力的なのである。

 今までは、ゴツイ人だからと特別扱いされてきたが、今後はそうもいかないとなる。まだ名前は出ていないが、次はオレかもしれないとビクビクしている力士も少なくないだろう。ゴツイ人たちも、それなりに肩身の狭い世の中になってきた。
 
 焼肉と酒のせいか赤黒い顔をして、のっしのっしと練り歩いていた清原は、人目をはばるようにして店を後にしたが、日本最高ランクのゴツイ男の肩はなにか寂しげでもあった。ゴツイ人にもいろいろあるんだろうねと、「もやしっ子」の私は思うことにして、自分に応じた焼肉を精一杯ほうばった。


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覚せい剤の密造。

 とうとうというか、やっぱりというかの事件である。


「 <覚せい剤密造>容疑でイラン人2人を逮捕 摘発は異例

 自宅の屋根裏部屋で覚せい剤を密造したとして、警視庁組織犯罪対策5課が、相模原市に住む40代の男らイラン人2人を覚せい剤取締法違反(製造)容疑で逮捕していたことが分かった。覚せい剤製造の摘発は極めて異例。警視庁は男の自宅から製造マニュアルや多種の薬品、製造器具などを押収し、男らが製造した覚せい剤を密売したとみて捜査するとともに背後関係を調べている。【町田徳丈】

 捜査関係者によると警視庁は今春、別の窃盗事件に絡み、日本人の妻を持つ40代のイラン人の自宅を家宅捜索した。相模原市の住宅街にある3階建ての民家で、3階の屋根裏部屋からビーカーやフラスコ、コンロなどの器具、覚せい剤原料のエフェドリンを含む数百箱の風邪薬などの薬品、外国語で書かれた製造のマニュアルが見つかった。

 警視庁が科学捜査研究所でマニュアルを分析したところ、記載された手順通りに薬品類を合成すれば覚せい剤を製造できることが確認されたという。男らは容疑を否認しているが、押収した器具から純度の高い覚せい剤が検出され、警視庁は製造の物証とみている。

 エフェドリンはせき止めなどの風邪薬に使われる一方、化学構造が覚せい剤と似ているため、含有量が10%を超えると覚せい剤原料とみなされ、輸入や所持が禁止されている。警視庁は押収した薬品の入手ルートも捜査している。覚せい剤取締法は、製造の罰則を1年以上の有期懲役、営利目的製造を無期または3年以上の懲役と規定するなど、所持や使用より重い罰則を設けている。

 ◇まるで理科の実験室、マニュアルも発見

 「まるで学校の理科の実験室だ」。捜査員が踏み込んだ相模原市の3階建て住宅の屋根裏部屋には換気扇まで設置され、マニュアルも見つかった。「このマニュアルがあれば高校生でも覚せい剤が作れてしまう」。捜査関係者は顔色を変えた。

 捜査関係者らによると「イラン人が国内で薬物を密造している」「小規模施設で製造している」などの未確認情報はあった。しかし、覚せい剤は製造過程で強烈なにおいが発生するため発覚しやすい。また、設備が整った施設でなければ純度の高い覚せい剤は合成できないため、国内での密造は困難とみられていた。

 ある捜査関係者は「密輸量は減少傾向にあるのに末端価格は上がっていないため、国内で一定量の覚せい剤が製造されているのではと懸念していたが、今回の摘発がその裏付けになるかもしれない」と話した。

6月10日3時1分配信 毎日新聞」


 結局のところ、作れないモノなんてないということなのだろう。この「覚せい剤製造マニュアル」は、もはやあっちこっちに出回っているのかもしれない。
 愛知県の方では、イラン人同士による「覚せい剤戦争」が続いているが、その原因がこのマニュアルをめぐってのことであったとしたら、まるで映画である。
 しかし、この事実の報道は相当ヤバイものがある。今までリスクの高い輸入に頼っていた覚せい剤が、国内での製造で可能となった、というかやっていたということが今回の摘発で明らかになったということは、目の色を変えて、このマニュアルとやらを欲しがる連中が出てくるということでもある。おそらくは、このマニュアルは、相当な額で取引されていることだろう。さじずめ現代版錬金術の指南書というものになろう。

 ある捜査関係者が「覚せい剤の臭いのするところには、必ず銃がある」と言っていたが、暴力と覚せい剤は密接不可分ともいえる。
 
 とにかく、覚せい剤をめぐる我が国の状況は、新たな時代に入ったということだ。

キノコの上海。

 昨日上海より帰京。短い滞在(かつ好ましくない顔つき?)だったからか、上海の入管の人から「何しにきたの?」とかなり怪しまれ、わけもなくしどろもどろになってしまった。本当のこと言っても、信じてもらえないだろうなあと我慢していたけれど、かばんの中から小分けにした風邪薬や胃薬が「発見」された時には、かなり緊張が走った。「これ何なの?」片言の日本語で詰め寄るあちらの役人の追及は、かなり怖かった……。

 上海万博は、当地の日本人からも不評で「行かない方がいいですよ」と何人からも言われた。滞在中にSMAP公演中止の報が入り、現地の混乱を避けるということが表向きの理由だが、そこまでのリスクを冒してまでやることはない、というのが本音ではなかろうか。SMAPサイドの危機管理能力の高さを再確認する。

 上海で活動するビジネスマンにも数人会ってきたのだが、超一等地である上海万博跡地をめぐって、その利権を独占する中国共産党幹部らにすり寄り甘い汁のおこぼれにあずかろうとする日本企業もあるとのことだった。電○やらの名前が出てきたが「彼らも儲けること難しいでしょうね」ということらしい。半年単位で激変する上海の風景は活気にあふれ、デフレ不況に苦しむ日本の街の重苦しい雰囲気とは多いに違う。その端的な証拠に、深夜、当地でタクシーをつかまえるのは、結構骨が折れる。新宿にずらりと並び客待ちしているタクシーの列とは大違いだ。

 今回はなぜか、キノコに関わるビジネスの商談というか視察に随行するという形をとっていたのだが、宴会やら現地の工場、上海人ビジネスマンの実態などに接することができた。素朴な一途さを持って事業に当たっている人たちで個人的には好感をもったのだが、日本人ビジネスマンによれば「まだまだ雑」とのことだった。ある高名な日本人キノコ学者の講義を上海で聞くことになりとても勉強になったが、何やってんだろオレは……と思うことしきりだった。

 深夜に上海の日本語新聞で働く二十代の若者数人と酒を飲んだのだが、店には、二人の日本語ぺらぺらのおねーさん目当ての若者がたむろし、値段も、焼酎のいいちこがボトルで七千円ほどもし、日本のスナックと変わらない設定だった。高いよ……と思っていたら、偶然にも某週刊誌記者T氏が、「ああ、小野サン、元気、あるですか?」などとヘンテコな中国人に化けて現れるものだから、一気に異国情緒をブチ壊されてしまった。それはともかく、成長著しい上海で、日本企業や日本人ビジネスマンは過去のパワーを減退させつつあるのは事実のようだ。「全然モテないですよ」と愚痴る現地の日本人の若者の話を聞き、そう思った。

 それはともかく国境を飛び回る日中の人々は元気である。大変疲れた取材旅行だった。





明日から上海。

 明日から上海に行ってくる。やっと切り開けたルートの一つである。例によって表なのか裏なのか分からない日中の紳士たちに会いにいくのだが、いったい何をやっているのか楽しみである。

 先週店で、お笑いパーティをやったのだが、『パップコーン』須田氏と『青春ダーツ』田中氏の掛け合いはとても面白かった。本人たちは、全然だめだったと言っていたが、なんのなんの、大いに笑わせてもらいました。こんな二人でもメジャーにはほど遠いのだから、あらためて芸能界の厳しさを思う。
 この企画中、お客さんの中にかなりイケメンの若い男がいたので、二次会でお話ししようとしたのだが、この人、とてもスカしているし、ナルシスト全開なのでとっつきにくかった。周囲の人間も、彼にとても気を使っているように見え、なんでなのかなと一人思っていたのだが、後で聞くと、どうやら「今一番の男性モデル」ということで、やっと納得した。テレビやファッション誌などほとんど見ない私の失態だったようで、モデル氏には嫌な思いをさせたかもしれない。早めに教えてくれよ……と思った次第です。

 それはともかく、プライベートのごたごたが続き、疲弊の極致をさまよっていましたが、だんだん回復基調に入っております。何でもありの上海で、ごちゃごちゃした頭の中を整理してきたいと思っています。



プロフィール

小野登志郎

Author:小野登志郎
職業 ノンフィクション・ライター。ハードボイルドに疲れてきた三十路後半男。枯れていくばかりの人生を楽しむことにします。

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