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悪童たちの友情と困難。

 横綱朝青龍が暴行したとされる「一般人」なる男性は、ネット等で囁かれている通り、元関東連合の顔役的存在である。ヤクザとカタギの境界線を生きる存在、いわゆる現代日本のアンダーグラウンドにおけるニューエリートとして、そしてまたその象徴として、都の夜の街に「君臨」している。

 朝青龍も「彼」も、悪童中の悪童、その道における極道そのものである。この二人の希代の悪童の間に何があったのか、正確には分からない。しかし、一般の道から遠く隔たったこの二人の間には、悪童にしか分かり合えない友情の類があったのではないか、と私は推測したりする。高価な化粧まわしを締められても、横綱に必要とされる品格という薄衣を最後までまとえなかった朝青龍は、そういう意味で、悪童(道)を走りきった。

 問題行動を起こしまくり、バッシングされる朝青龍。道は違えど、同じ悪童としての理解者として存在したはず(し合えたはず)の「彼」。そんな「彼」に暴行したとするならば、それはやはり、「限界」だったのだ。それだけ朝青龍は追い詰められていたのだろう。肉体的にも精神的にも、彼は常人の経験する限界から遠いところにいたのだろう。そしてまた、「彼」もショックだったろう。相手が誰であれ、それが例え横綱であれ、「彼」は殴られてはならない存在、負けてはならない存在だったのだから。悪童の粋をいく二人にとって、この「暴行事件」は、決して表沙汰にさせてはならないはずだった。

 品格なき大横綱のフィナーレを飾ることになった「彼」の存在。その花道の裏には、どうしても道徳的になれなかった二人の悪童の、困難な友情と破綻があったと、私は妄想してしまうのだ。








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小野登志郎

Author:小野登志郎
職業 ノンフィクション・ライター。ハードボイルドに疲れてきた三十路後半男。枯れていくばかりの人生を楽しむことにします。

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