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中国人マフィア「大偉グループ」一斉摘発

 警視庁が一気に動き出したようだ。


「中国人マフィア最大勢力の幹部逮捕 覚醒剤の使用容疑
 
 警視庁組織犯罪対策2課が覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、東京都内の中国人マフィア最大勢力「大偉グループ」のナンバー2、姜海鋒容疑者(36)=東京都足立区=を逮捕していたことが30日、分かった。組対2課は同日、大偉グループの不法行為を解明するため、トップが住むマンションなど数十カ所の家宅捜索を始めた。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080530/crm0805301022004-n1.htm」

 
 先日の池袋の中国人グループ摘発と同じ流れと思われる。「大偉グループ」は、東北グループメンバーや怒羅権のメンバーも含めて30人ほどが逮捕もしくは身柄を拘束されていると聞いた。ボスの大偉まで捜査の手が伸びるかどうかが、今後注目されるところだ。

 組対2課は相当秘密裏に事を進めていたようである。しかし、今のところ上がっているのは覚醒剤だけであり、それだけでは「収穫」とは言えないだろう。

 何が出てくるのか。警視庁と大偉たちの暗闘の行方を見守っていきたい。







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続・三周年記念日

 いやはや、昨日はスゴイことになった。

 赤田祐一氏の隣に日名子暁御大が座り、ぜんぜん話が盛り上がっていなかったりとか、その赤田氏に中園努編集長が「あの売れなかった本、良かったですね」などと言うし、李小牧氏が実用書出版の女性編集者たちにベタベタするし、亀井洋志氏が元爆弾魔と連合赤軍事件の生き残りという懲役20年オーバーコンビと話し込んでいたり、「ヤクザに脅された」と嬉々として語る久田将義御大がペグママに紳士的に気を遣ってばかりいたり、テレビ業界のトレジャーハンター並木明典氏が大手出版社社員に絡んだり、『サイゾー』副編岩崎氏の言葉は普段通り上ずっていたし、やっぱり鈴木ユーリのアゴは尖ってた、とかとか。最後は大場がひっくり返ってしまった。定員20人の店に、50人以上の20代前半~60台後半の老若男女が酒池肉林(?)の様相を呈す始末と相なった。ご来店くださった皆様、本当にありがとうございました(あと、来れなかった人も、いずれ来てね)。

 人にサービスするのは本当に難しい。どうしたら満足してもらうことができるのか。少ない経験と資力で一歩一歩前進してはいる。 

 ともかく、疲れたけど良い一日でした。応援してくれる皆様のご期待に沿うよう、今後とも邁進していく所存であります!




三周年記念

 本日は、経営しているお店の3周年記念日。経営といっても一日4時間しか営業してないし、開いていない日もあったりで、お客さんも友人や仕事関係の知人ばかり。ほとんど個人事務所と化しているんだけど、でも、人が集まってくれることはやはり楽しいし、ありがたい。閉めようかなと思っていたけど、皆様の励ましもあり、存続させていこうと思ってます。

 松本哉の「素人の乱」や成田圭祐の「IRA」など、カルチャーとパブリックを意識したお店が増えてきているけど、やはり、赤字ではやっていけないわけで、何とか意味と経営が両立した場所にしていきたいと四苦八苦してきた。2割成功、8割失敗といった結果になっているが、継続はやはり力になっていると思う。発足当初から応援してくれた皆様(いなくなった人も含めて)ここに感謝の意を表しておきます(読んでないか)。ありがとうございます。

 今日は、50人以上人が来る予定。ひっちゃかめっちゃかになると思うけど、勘弁してくださいませませ。 

 普通のブログっぽく、がんばるゾ!(似合わん)








ある過激派の資金源

 ちょっと前だけど、こんな事件があった。

「革労協主流派の7人逮捕、組織犯罪処罰法を初適用
 福岡県警は13日、身体障害者の生活保護費を組織的にだまし取ったとして、組織犯罪処罰法違反の疑いで革労協主流派の活動家7人を逮捕、千葉県香取市や福岡市などの活動拠点3カ所を家宅捜索した。県警によると、過激派摘発に同法を適用したのは初めて。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080513/crm0805131046012-n1.htm」


 身体障害者の介助は、今はある意味メジャーとなっているが、昔はそれこそ手弁当の時代があった。今ある障害者介助の先駆け的な存在として一部の新左翼党派やその周辺の人間が存在していたのだが、時代は移り変わる。このままでは、イカンだろうなとは思っていたが、やはり警察当局が手をつけ始めてきた。

 捕まった7人は皆「完全黙秘」だということだが、その意気や良しとは単純には言えない。いい加減、他の手立てを考えてはいかがかと思うのだが、もはや手遅れなんだろうな……。

 



池袋の中国人マフィア「東北グループ」

 池袋で中国人グループが捕まっている。


「東京・池袋のカラオケ店店長に集団で暴行を加え、重傷を負わせたとして、警視庁組織犯罪対策2課と池袋署は21日、傷害の疑いで、中国人マフィア「東北グループ」系の幹部、朴松鋒(ピャオ・ソンフォン)容疑者(29)ら4人を逮捕した。朴容疑者らのグループは昨年夏ごろから池袋を拠点に、みかじめ料の要求や強盗などの不法行為を繰り返していたとみられ、警視庁は東京都内の繁華街での中国人犯罪組織の侵食実態の解明を進める。

 調べでは、朴容疑者らは1月5日午後、豊島区西池袋のカラオケ店で、当時の店長(37)に暴行を加え、1カ月の重傷を負わせた疑い。朴容疑者らは「店を貸し切りたい」と要求し、店長に断られたため、暴行を加えたとみられる。

 東北グループは複数の不良中国人グループで構成されており、都内で活動し、メンバーは200~300人いるという。このうち朴容疑者は数十人のグループのナンバー2。朴容疑者のグループが昨年10月ごろ、カラオケ店にみかじめ料の支払いを求めて拒絶されたとの情報が寄せられており、嫌がらせの犯行とみられる。

ソース http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080522/crm0805220116003-n1.htm」

 
 以前から「東北グループ」は赤羽を支配していた。何度か「池袋に進出する」と豪語しているとの話は聞いていたが、大分その話は進んでいたようだ。警察当局は、この逮捕をきっかけに、彼らの動きを止めようと考えているようだが、根を下ろした「東北グループ」の一掃はほぼ不可能に近く、困難を極めることは間違いない。

 この事件の背景にあることなど、現在取材中である。もし報告できることがあればしたいとは思っている。 




またもや誤報か!? 読売新聞の世論調査

 読売新聞、世論調査してました。
 テレビ屋H君のご指摘を紹介して、前記記事の誤りをここに謝罪します。

『5月20日の朝刊一面でやってたみたいですよー。ちょっと遅いですがね。「福田内閣への支持26%発足以来最低に/読売新聞世論調査」ちなみに朝日新聞は同じ日「福田内閣支持19% 朝日新聞社調査」でした』

「サイバッチ」になるのも困難なことが分かってきた昨今であります。う~むでござる・・・・・・。 

読売新聞と福田総理

 おっと、もう一つ。

 福田政権の支持率が20%を切ってしまったと盛んに喧伝されているが、福田本人は平気の平左で悠然としているかに見える。戦後自民党政治の保守本流として、小泉のようなポピュリストとは一線を画し、我々大衆など一顧だにしないその姿勢には、日本の支配層の気風と思想を脈々と受け継いできたある凄みを感じてしまう。地方の自民党組織の福田離れが進む中、政権の舵取りを今後どうするのか、注目したい(ちなみに私は福田政権は長期政権になるのでは、と発足当時予想していた)。

 それとは別にある一つの現象というか事象を指摘しておきたい。新聞各紙が軒並み世論調査を行う中、正確には調べていないが、ひとり読売新聞だけが調査を行っていないようだ。社主の政権との繋がりは、福田と小沢の秘密会談などが端的なように老いてますます盛んだが、権威ある保守リベラリストとしての矜持からはいささか離れてきているのではないかと案じる次第である。権威は王道を歩めばよく、ありていに言えば、そんな小細工はやる必要はないのだ。政治には興味があるが、選挙には一度も行ったことがない(し、今後も行くつもりはない。今のところ)私ではあるが、権威と権力の綻びは、ほんのちょっとの自らの出処進退の是非によって、いくらでも栄滅してしまうだろう。福田政権はやっぱり、死に体なのだろうか。

西新宿殺人事件続報

 西新宿の殺人事件の件だが、どうやら犯人は最王手暴力団の二次団体が関係しているらしい。犯行に加わったのは十三人(と聞いた。人数はそんなに信用しないで)。警察当局は、その事実をつかんでいるとのことだ。
 ここまでは、まあ、結構知っている人はいるのだが、犯人が多人数ということで、警察当局と暴力団組織とでいろいろな駆け引きになっているようだ。ヤバイのであまり書けないが、捕まる人数次第では、更なる続報を行いたいと思う。

 拙著『ドリームキャンパス』でも書いたが、ある一つの事件において犯人が多人数の場合、警察、検察はどういうことか、犯人と手打ちをする場合がある。端的にいえば、犯行に加わっているのにも関わらず捕まらない奴がいるということだ。日本には司法取引なるものは法的には存在しないが、現実にはそれらしきものが結構あるということは一応伝えておきたい。

 毎日ブログを更新するのはシンドイということが分かった。でもガンバリます。ブログを覗いた皆様は、せめて拍手をしてくださいませね。

   


中国でも振込み詐欺ありました・・・・・・

 前の記事で「中国では振り込み詐欺はない」なんて書いてしまったんだけど、ちらちら四川大地震の記事を読んでたら、こんなのがありました。
 
 http://sankei.jp.msn.com/world/china/080515/chn0805151251006-n1.htm

 無念であります! 中国にも振り込み詐欺が横行しているとのことであります。日中の皆さん、詐欺師(と私の記事)にはくれぐれもご用心を! と注意を喚起しておきながら、謹んで前記記事の誤りをこの場で訂正させていただきます。

中国のテレビは日本の実話誌!?

 中国大陸の面白さをひと言で言えば、厳しい罰則を含む法律=アポロン的なもの(理性、建前)と、激しい人間の情念の肯定=ディオニュソス的なるもの(欲望、生存)のせめぎ合いにあると私は思う。法や規範、道徳にがんじがらめにされ、自己保存にとって必要な措置をとれなくなってしまった我々日本人にはない個人的強度を保持し、それが13億というとてつもない集団を形成しているのだから、新宿区に東京の人口が密集し、歌舞伎町の隣に銀座、赤坂、六本木、横浜、上野が混在する香港のような場所が、めくるめく混沌の陶酔をその場を訪れる人に与えないわけがない。これは一つの感動である。

 今回私は香港の他に、国境を越えた隣のシンセンにも行ったのだが、たとえばシンセンで宗教組織「法輪功」が活動すれば大変なことになるが、香港では駅の前で大々的な反中国共産党キャンペーンを繰り広げていた。「共産党は香港から出て行け!」と書いた横断幕を広げ、堂々とアジテーションを行っている光景を見ると、「一国二制」はいちおう機能しているのだな、と感じた。入管があるとはいえ、香港と中国を自由に行き来する人々の群れは、そこに制度の枠があることを忘れているかのようだ。

 大陸滞在中に四川省で大地震があり、5万人を超える死者を出したとんでもない災害にも、ある中国人は死者を悼みながらも「これで少しは人口調整ができる」などと吹いていたが、人権の(ほぼ)無い国にある、命の軽さのおぞましさと共に、過剰な自意識や自己愛に自縄自縛にならない、要するに神経質にならない人間の柔らかさも確かに存在することを感じた。きわめて近代的な人権概念が人間を神経症に陥らせていることを認識していないのは、ひとり先進国の人間なのかもしれない(かと言って、もちろん私は人権派)。 

 四川の大地震に関しては、テレビも特集を組み大々的に報道していたのだのが、これがまた、日本のワイドショーをより俗化したもので、例えば「パンパカパーン!」と勇壮な音楽が鳴り、「被災者救出大作戦敢行中!」といったノリで救出作業をする人々や、被災した人々を紹介するのだが、日本でもこの種の報道は、視聴率を意識し人々の恐いもの見たさを過剰に書き立てる演出をするものだが、中国のそれは、よりエグイエグイ。中国語のわからない私でも、見ていてあたかも自分が現場にいて、その場の人々と感情を共有しているかの気分にどんどんなっていく。おいおい、やめてくれよ、と苦笑するほか無い。

 テレビで言えば、もっとも印象に残ったのが化粧品の通販番組だった。よく日本でも深夜、健康グッズを紹介しているが、それと同じく中国でもやっている。それがまた受ける。若い女性の顔にパックをつけて使用前、使用後を紹介するのだが、もう違う人種になってしまうのだ。黄色人種が、パック使用後には一目瞭然白人になっているのだから、びっくりである。これは、日本で言えば、半ば詐欺商法を広告として出している実話誌レベルの広告であって、多数が視聴するテレビでやってしまっていいのいと思うレベルである。そう、誤解を恐れず言えば、中国のテレビは多分に日本の実話誌の要素を含んでいるのである。

 日常の情報が実話誌化してしまうとどうなるのか。私はよく実話誌に記事を書いているので大きな声ではいえないが、それは滑稽きわまるドラマティックな世界となるに違いない。与えられる情報が真実と虚偽が入り混じり、人は錯綜とした混沌の中に叩き込まれるだろう。しかし、中国はまさに混沌にあるわけで、真実は自分個人で見分けるほかないのである。中国では「振込み詐欺」は起こらない。先述した日本人にはない中国人の自己保存に関する個人的強度とは、例えばこのことを指して私は思うのである。
 
 今激増している日本人の反中国キャンペーンの全てを私は否定するわけではないが、その奥底にあるのは、日本人の中国人に対する個人レベルでの劣等意識もあるのかもしれない。経済的優位性を抜きにゼロ地点で中国人と日本人がケンカをすれば、ハングリーさを忘れた日本人の勝ち負けは見えている。その怖れを払拭するために、日本文化の優位性を主張するのはいかがなものか、とはいえるだろう。

 とはいえ、午前8時の便で帰国する為に午前5時のタクシーを使ったのだが、「ピシャン! ピシャン!」と断続的に運転席から音がするのでなんだろうと思っていると、運転手が眠気覚ましに、自分の頬っぺたを力いっぱいひっぱたいていたのにはとても参った。高速道路を爆走している最中にオドレは何をしているのかい! と後ろからド突こうかと思ったが、事態はさらに悪化するだろうと考えドギマギしながら静観することにしたが、やはり、中国人はディオニュソス的である。生と死の狭間に生きる力強い「生」は、生ける屍と化したかに見える管理社会日本の人々とは対照的である(これは皮肉)。

 今回の取材旅行では、ちょっと普通では出会うことはない中国の大人(ターレン)に会ってきたのだが、これは私の立場からは何も書くことができないのが残念である。しかし、私が日本では今まで見たことのない洗練された知性と強度を持つ人物ではあった。国家や経済を超えた場所において、激動というにはあまりにも激動の戦後アジアを潜り抜けた人物が、隣人にはいるのである。デオドラント嗜好でスカスカの似非アポロン的世界と化した現代日本は、強大な隣人と今後どう付き合っていくのか。これはとてつもなく面白いことだと私は思っている。







 

帰京しました

 今しがた東京に戻ってきた。地震があったようだが、大陸は広い。香港はピクリともしませんでした。

 それはともかく、とても意義深い取材旅行となりました。やはり中国は善悪抜きでいえば、圧倒的に面白い。影響されやすい性質かもしれないが、中国に対する認識を改める旅にはなりました。後ほどできる範囲で報告したいと思います。いやはや、無事に帰ってこれて良かった……。




西新宿の殺人事件

 今年3月中旬、西新宿で殺人事件が起きている。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080321/crm0803211227014-n1.htm

 いまだに犯人は捕まっていないが、捜査関係者によれば犯人の目星は付いており、共犯者が逃げないように泳がせているとのこと。被害者が東京のチーマー集団のボス格であり、芸能界にも顔が多少きいていたということもあり、犯人が特定されることにより、現在の若いアウトサイダーたちの位置がより見えてくることだろうと思っている。

 十代の頃より闇金や詐欺によって巨利を得てきた連中も、昨今の摘発強化により、勝ち負けがはっきりしてきている。テクノロジーの変化により、乗り遅れた年配のヤクザたちは、彼ら若い闇金、詐欺集団をうまく利用することでその存在を許してきた部分がある。しかし、儲けることができなくなり、さらに組織に属さずデカイ顔をするこれら若い集団に対して、そろそろ対応が変化してきているのかもしれない。もう、変化したのかもしれないし、先述した事件もそれに属するのかもしれない。

 表の社会でもその権力を維持するのは、獲得するよりも難しいと言われる。裏の社会のそれは、また一段と厳しいものだろう。栄枯盛衰、勝ち続けることよりも、いかに負けるかを考える方が、今の私には重要である。
 
 
 

早稲田の衝突

 早稲田大学で小さな衝突が起きたみたいだ。

 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080508/crm0805081350022-n1.htm

 少し前までならこういった衝突が起きると革マル派の存在が噂されるのが常だったが、今回はあまりないようだ。少しくらいは参加してそうだけど、数百人もの動員はもはや全国から集めても無理だし、反中国キャンペーンはその種ではない人々も多く参加しているわけで、よくも悪くも革マル派幻想はさすがに出なかったようだ。

 革マル派幻想といえば、JR総連の頭目松崎明が宮崎学氏のインタビューを受けて本になっている『松崎明秘録』(同時代社刊)。事情通なら相当楽しめる内容なのだが、要は松崎は革マル派から離脱していると言うわけだ。先日宮崎氏に尋ねたら「革マルじゃない」と断言されていた。私もそうだろうとは思っていた。

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(2008/04/23)
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 革マル派の元幹部数名に話を聞いたことがある。ひとりは半ば監禁状態に置かれた人物で、精神を患ってさえいた。その元幹部たちが「JR総連は革マルから脱退している」と明言していたのだが、このことを当時『週刊現代』に「JR労組、革マル派説」(の感じ)で連載中だったので知り合いの「現代」編集者に告げたのだが、完全無視された覚えがある。革マル派は確かに不気味だし気持ち悪いだろうけど、あまり幻想を炊きつけると余計ソフトランディングし難くなるし、周囲を昂じさせることになるだろうに、と思っていた。その意味では、宮崎氏の仕事は革マル派にある意味引導を渡す著作となるかもしれない(数%の可能性で松崎が革マル派であるかもしれないが、そうだとしたら老狐目を騙せたとして、それはそれで凄い。でも、やはりあり得ないだろうな)。松崎が革マル派の同盟員ではないとしても、JR総連が革マルチックなのはそうなのだろうけど、やはり公安情報だけに頼って物を書いちゃいかんでしょと、思ったりもした次第だ。

「フリーチベット」を叫ぶ人々の中に「早稲田大学は在野精神を取り戻せ」とかなんとか書いていたプラカードを首にぶら下げている人がいたが、早稲田が在野だった時代があったのかと思う。90年代後半、革マルに入ってしまった元ラグビー部で金八先生のモノマネが上手かった彼が今どうなっているのだろうかと思うと同時に、革マル派がいなくなった早稲田のキャンパスで、新しい学生の動きがあればいいのになと感じ入ったりしました。

  





経歴詐称疑惑

 自称23歳の沢本あすかが実は30歳だったという疑惑があったが、当方には大臣経験者で、日本最初の女性総理の声も少なくないある女性代議士の経歴詐称疑惑の話が持ちこもれた。どうやら行ってもいない大学の卒業者と偽っているらしい。かぎまわっている連中も怪しいが、永田町の一部では怪文書も流されたという。件の女性代議士、権力の階段を順調に上ってきたが、その分敵も多い。内閣改造、総選挙などタイミングを見計らって爆発するかもしれないネタではある。

 女子アイドルの詐称といえばBWHだが、そのヘンのところはガキはともかく国民の多くは騙されなくなった。まあ騙されても大した問題ではないのだが、政治家と芸能人と小説家に本当のことを言う人はいない、という共通理解が深まると世の中少しはよくなるかもしれない。

 浜松のブラジル人歓楽街に行きそびれた。寸借ライターNに誘われたのだが、ちょっと都合が付かなかった。ラテン系はいい。皆本当のことに興味がないような振りして生きてる感じがする。沢本あすかも是非、23歳と言い続けて欲しい。



迫害されたいかも

 うひゃ~、やっぱり毎日ブログ更新できなかった。文藝春秋社の美少女キャラ編集Aさんにも「毎日更新しなさい!」とプレスをかけられていたのに。うるさぁい! 私には仕事があるのだ! でも昨日はマイパートナー池田とその女子友達とただ飲んでただけなんだけどね。

 それはそうと、5月3日、やっぱりデモに行ってきた。イラク反戦以来、数年ぶりに参加したんだけど、後輩M君(サウンドカーでDJやってた)のお誘いもあったし、連載担当編集Mの「行ってこい!」という指令もあったんだけど、従来型の「なんとかかんとかハンタ~イ」ではないサウンドデモは、やはり楽しくはあった。参加してた皆も楽しそうだし、沿道の人々の反応も歓迎、冷笑、反発それぞれではあるが、少なくともスルーされてはなかったような気がする。サウンドデモは全国に波及し、人数もどんどん増えていっているようだし、それはそれで良い流れになっているとは思う。

 ただね、なんかね。左翼は迫害される存在だし、現体制のアンチなんだから迫害はレーゾンデートルですらある。迫害されてナンボってとこある。今回タマタマかもしれないけど、あんま迫害されないのね、サウンドデモは。ビルの上から缶ビールが投げ込まれた時とか、機動隊員からタックル受けたりすると、私のアドレナリンは分泌されたりするんだけど、製造会社の若い女子社員が黄色い声援を送ったり、沿道の制服姿の男子高校生グループが一緒に踊ったり、あまつさえ規制する役割の機動隊員がつい(あくまでもつい)音に乗って一瞬首をコクコクッと振ったりした姿を見ると、なんじゃいこりゃ、と思ってしまうのである。楽しいけど楽しめない。ダサいなぁ。アマノジャクなんです。私は虚しいアマノジャクです。この辺の微妙なところ、もっとじっくり考えて日を改めて書いてみたいと思う。

 今週末、中国は香港に行くことになった。詳細は書けないけど、むちゃくちゃ面白いことになりそうだ。これはあり得ない。会った人にはこっそり話すよ(自慢げに)。 

 どうでもいいけど秋葉原の沢本あすかが気になる。痛々しいし気色悪いけど、憎めない。迫害されてるよ、この人は。どっちかというと好きかもしれない。
   
 秋葉原のローアングラーになりたい気分である(取材者という意味ですよ!)。
 

新宿歌舞伎町のモンスター

 現在、新宿歌舞伎町周辺のアンダーグラウンドの住人たちを取材している。今年の9月に『新宿歌舞伎町マルチチュード』(もしくは『新宿歌舞伎町ビューティ』かな)(仮題)として上梓する予定だ。

 この種の取材に往々にしてあることだが、どこまで書いていいのやらとにかく困ることが多い。取材相手を怒らせると、やはり面倒が多い。疲弊する。何しろ悪いことをしている人たちなのだから、悪いことをすることで生計を立てている人たちなのだから、下手なことを書かれてしまえば、それは彼らの生存に直接的に関わってしまう。「怒らないで」「いや怒る!」となってしまうのは至極当然の成り行きなり(でも、こんなやり取りではありません)。
 
 私は、ヤクザやチンピラ、詐欺師などから話を聞くことが少なくないが、彼らが何をしたかについては、いちおう聞いて描写するが、実はあんまり興味がなかったりする。それよりも「なぜ?」のほうが気になる。彼らに「なぜ?」と聞いても、理由が多すぎて錯綜とし過ぎているので大抵満足がいくほどの論理的な言葉は聞くことができない。あまりにもいろんなことがありすぎると、どんなに論理的な人でも非論理的に自らを解釈することになる。要は、混乱しているわけだ。
 例えば少し前、暴行の果てに殺人の罪を犯した人間に話を聞いた。
「なんでですか?」
「なんで、でしょうね。殺すつもりはなかったんですけど。つい勢いで、というか。なんででしょうね?」
 逆に聞かれたりする。
 だから私としてはただ彼らを「見る」ことになり、そして想像するほかないのだが、しかしてこれは、果たしてノンフィクションなのか? と思ったりもする。先達の多くが、ジャーナリストを名乗らずにルポライターもしくはノンフィクション作家とかめいめい名乗った理由がちょっとだけ分かる気がする。ただ本人に聞いただけのことを書いていても、真実の姿には到底たどり着けない。だってありていに言えば、本人の言葉が間違っているんだから。そうなってくると綿密な取材をもとに、リアリティ溢れる想像力で描写していくことになる。もちろん単なる妄想でノンフィクションと銘打ってしまっては話にならないのだが(結構あるんだけど、これが)。

 逆にフィクションの側から真実に近づいている作品のほうが実は多かったりするのかもしれない。佐野眞一の『東電OL殺人事件』(新潮社)を元にした桐野夏生の『グロテスク』(文藝春秋社刊)の例が端的(と言っていいのか知りません)だが、アンダーグランドの住人に関して言えば、例えば現在『週刊新潮』に連載中の黒川博行「ケラ」(漢字出ません)だったりする。相当程度脚色されているとはいえ、ヤクザ、チンピラ、警察、悪徳資産家の四つ巴の構図は、私が現在取材している歌舞伎町周辺の住人たちの立ち位置、行動に合致する。ああ、そういうことだったのね。「そうなの?」と本人に聞くと「そうだ」となることもしばしばだ。想像萌え萌えである。こういう一級の調査済み小説を読んで現場を歩くと仕事とは関係ないが好奇心を刺激されることは、ちょっぴり恥ずかしいんだけど白状しておきたい。それこそ、ヤクザを持ち上げ賛美して「はい、骨太です!」なんて調子のあれやこれやなどは、だいたいからしてあまりにも滑……(諸般の事情により、以下略)。

 ただ、そうかと言って本物のジャーナリストの仕事はやはり小説より奇である。『北海道警察の冷たい夏』(曽我部司著 寿郎社刊、講談社文庫)は、現職の幹部警察官が、ヤクザやチンピラを捜査協力者(=スパイ、S)にしてロシアマフィアや暴力団と癒着している様を、私などちょっとどうしようもないくらい緻密に取材して活写している。現職警察官が犯罪集団を組織して、警察組織がそれをバックアップする構図は、もはや世紀末的ですらある(相当先だが)。

『北海道』は、稲葉という警察官が「モンスター」になってしまったが、しかし、歌舞伎町では違う存在がモンスターとなっている。組織暴力団ではなく警察でもなく、もちろん一般市民でもない存在である男たちが、モンスターとなっている。小さな哀しきモンスターと言っていいかもしれないその実態を、私は歌舞伎町の生態学として提示できればと思っている。

「狂える動物である人間」をどこまで見つめ抜くことができるのか。他の事はもはやどうでもいい。この一点で私は競争し、やはり負けたくはないのである。







世間が左翼を受け入れ始めた?

 雑感でしかないけど、一昔前より左翼に対する世間の視線がだいぶ和らいできたと思う。「左翼という生き方」という連載をやっているが、『実話ナックルズ』というアングラ雑誌でこの連載がスタートしたことでもそうだけど、10年前には考えられなかった「左翼的なるものへの消費欲望」が部分的にではあれ高まっているようだ。連載ではページ数がたったの一ページしかなく、未消化の部分が多いのでこの場に思いついたことをたらたら書いていこうと思う。

 雑誌を見ていても「格差社会」「貧困」「ロスジェネ」などの言葉が表紙を飾り、私が学生時代を送っていた90年代後半に冷や飯を食っていた学者や運動家たちが、その場でそれなりの全面展開を行っている。以前から『情況』や『現代思想』、『インパクション』といった左派系論壇誌で書いていたことが、朝日新聞社系の『論座』を筆頭にその他商業メディアに受け入れられるようになっている。書き手は何も変わっていない。変わったのはメディアの側と社会状況だ。
 『嫌韓流』の普遊社が最近創刊した『M9』と、かもがわ出版から創刊予定の『ロスジェネ』(日本共産党系か?)が同じ題材を扱っているのもまた然り。雨宮処凛や赤木智弘などの格差社会アイドルが登場し、市場は活況を呈している。そのこと自体に関して私は、とても喜んでいる。貧困や差別といった生の困難はずっとあったのだから。

 ただ、左翼的言動が売れるからといって、コロコロ態度を変える輩がやっぱりいるわけで、いちいち目くじらは立てないけど、ウ~ムと思ってしまう。意識は環境に規定され、マーケットは勝手に状況に適応するのは分かるけど、ずぅっとたんたんと主張してきた人々の想いやいかに、と思う。十年前だと「格差」や「階級」などと大学のゼミで言おうものならキチガイ扱いされたことを想い出す。まあ十年一日のごとくヒステリックにがなり立てていただけの人もいるわけでどっちもどっちかもしれないけれど。

 大学の後輩のM君から明日デモがあるので来ないかと誘われた。ウ~ムである。あまり浮かれたくないので行きたくないけど、応援はしています。明日の体調次第ってことで。

 左翼から左翼扱いされず、左翼以外から左翼呼ばわりされる私としては、倫理的(自分勝手な)な悪党としての左翼なるものを妄想していきたいと今のところ思っています。 

  





プロフィール

小野登志郎

Author:小野登志郎
職業 ノンフィクション・ライター。ハードボイルドに疲れてきた三十路後半男。枯れていくばかりの人生を楽しむことにします。

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